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展色方法・用語説明

油溶性、油性顔料分散体
試料 Xg, Methylethylketone 10gをディスカップに秤量し超音波にて完溶させます。
完溶させて溶液にセルバ26クリアラッカー(関西ペイント製) 40gを加えて,
各濃度に調整し、よくかき混ぜたものを展色液としました。
バーコーター(No.18, 膜厚41.1μm)で展色液をアートポスト紙に展色し風乾。
これを展色試料としました。

水溶性、水性顔料分散体
試料 Xg, イオン交換水 Ygをスクリュー管に秤量して各濃度に調整します。
次に、超音波にて完溶させます。この溶液を展色液としました。
金属ヘラで上質紙(製品名:キンマリSW、北越製紙)に展色し風乾。
これを展色試料としました。

O.D値
下記条件にて展色試料のOD値を測定しました。
装置:スペクトロアイ(SpectroEye)
光源・視野:D65/2
一般に不透明性や隠蔽性を測定します。
黒色の場合、値が高いと漆黒性が高いと考えられます。
漆黒性を判断する1つの指標です。

光沢値
下記条件にて光沢値を測定しました。
装置:ハンディー光沢計HG-268(スガ試験株式会社)
測定角度:20°、60°、85°
入射光に対する鏡面反射光量により光沢値を測定します。
一般に測定物の表面の粗さにより値が変化します。
表面が平坦なほど値が高く高光沢になります。
また、表面が凸凹しているほど拡散反射光が増え、値が低く低光沢になります。

L*a*b*値
下記条件にて展色試料のL*a*b*Cを測定しました。
装置:分光測色計 (スガ試験株式会社)
光学系:分光反射、d/8反射測定、測定孔 Φ15
光源・視野:D65/10
L*・・・明度(白〜黒)を表す指数です。一般的に数値が低いと黒を表します。
a*・・・a*の値が(+)の時赤色を、a*の値が(−)の時緑色を意味します。
b*・・・b*の値が(+)の時黄色を、b*の値が(−)の時青色を意味します。
a*b*プロット図
上記のa*をx軸、b*をy軸としてプロットした図です。
それぞれの値をプロットすることでどのような色相か確認することができます。




自己分散型
自己分散型顔料分散体のことです。顔料の表面を処理剤で反応させることで、使用する溶媒に馴染む官能基を導入します。それにより、顔料自身を溶媒に安定分散させたものです。



樹脂分散型
樹脂により顔料を安定化した分散体のことです。顔料に分散樹脂を吸着させ、溶媒中に安定分散させたものです。




含金染料
金属イオンに配位子を結合させ、溶媒溶解性や様々な機能を付与した染料です。
一般的に耐侯性が高い傾向にあります。




アゾ染料
アゾ結合(−N=N−)でベンゼン環やナフタレン環等を連結した染料です。
結合の長さや度合い、分子構造により様々な色相や物性を機能として付与することが
できます。




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